犬と猫の皮膚病治療
犬と猫の皮膚病治療│高輪台動物病院Peco
皮膚病は早期発見・早期治療を
Reason.01
夏は犬の皮膚病が急増する
皮膚病は犬の病気の中でも2番目に多く、
さらにこの夏の時期は湿気などにより年間でも犬の皮膚疾患が多くなります。
Reason.02
犬の皮膚病は複雑で
進行が早い
「ただ痒がっているだけだから」と放置しておくと、夏の時期特有の暑さ・菌の繁殖などで、みるみるうちに皮膚病が進行する場合があります。
Reason.03
犬の皮膚病の治療には
専門的な知識・経験が必要
「かゆい」という症状一つでも、考えられる皮膚疾患やその子に合う治療法は実に多岐に渡ります。当院では、専門的な知識・経験を持っている皮膚専門医と連携しながら、適切な治療を実施していきます。
※専門医による皮膚診療は原宿本院での受診となります。
こんな症状には要注意
よくある症状
痒がる
赤み
色素沈着
舐める
皮膚を引っ掻く
多い犬種
柴犬
シーズー
フレンチ・ブルドッグ
レトリーバー種
アトピー性皮膚炎
よくある症状
耳を痒がる
耳垢が多い
頭をしきりに振る
多い犬種
コッカースパニエル
ミニチュアシュナウザー
レトリーバー種
外耳炎
よくある症状
痒がる
カビっぽい臭い
ベタついたフケ
ベタベタする
多い犬種
シーズー
コッカースパニエル
ウエスト・ハイランド・
ホワイト・テリア
マラセチア皮膚炎
よくある症状
痒がる
湿疹
脱毛
フケ
膿んだような臭い
多い犬種
シーズー
パグ
ウエスト・ハイランド・
ホワイト・テリア
膿皮症
PECOグループでの皮膚病の治療例
フレンチブルドッグ
膿皮症の例
主訴
数日前から皮膚の湿疹が目立ってきた。
経過
膿皮症(細菌性の皮膚炎)を繰り返しており、薬用シャンプー・抗菌薬を継続していたが、ここ数日臀部のあたりの湿疹が広がってきたとのことでした。実際に患部を確認してみると、臀部や下腹部を中心に発赤と鱗屑(フケ)と、一部膿疹(ニキビのような白いぷっち)を認めました。
検査、治療
皮膚スタンプ検査(膿疹部位)より、球菌の感染を認めたため、細菌培養および薬剤感受性検査を実施。
結果から、過去に使用していた薬剤に耐性のある細菌が検出され、結果に基づいた抗菌薬の内服管理を開始しました。補助的に薬用シャンプーも継続としました
経過
2週間後の経過チェックでは湿疹は減ってきており、治療開始から1ヶ月で体表の湿疹は消失し、治療終了としました。
本症例は基礎疾患にアレルギー性の皮膚炎があり、皮膚バリアが正常のワンちゃんより弱く、感染を起こしやすい傾向がありました。皮膚ケアのため、今でも定期的な保湿系のシャンプー管理をお願いしています。
専門医との連携・紹介
麻酔下での侵襲的な検査および専門治療が
必要と判断される症例につきましては、
専門医による診療をご案内いたします。
まずは当院で皮膚科初診診療をご受診ください。
連携病院獣医師（原宿本院）
村山 信雄
獣医師（岐阜大学大学院修了）
複数の動物病院勤務などを経て、犬猫の皮膚科専門「犬と猫の皮膚科」の院長、及び当院皮膚科担当に就任
アジア獣医皮膚科設立専門医
FAQ
よくある質問
犬の最も一般的な皮膚病はなんですか？
どうすれば犬が皮膚病かどうかを確認できますか？
犬の皮膚病が疑われる場合、どうすればよいですか？
犬の皮膚病はどのように治療されますか？
犬の皮膚病は予防できますか？
