犬と猫の鍼灸・漢方治療
犬猫の健康を支える漢方・鍼灸治療|動物医療センターPeco 高輪台院
- 東京で犬猫の鍼灸・漢方治療をお探しなら -
東京で犬や猫の鍼灸治療や漢方薬治療をお考えの飼い主様へ。
当院では、西洋医学に加え、鍼、灸、温灸、推拿(すいな・マッサージ)、漢方薬、生薬などを用いた東洋医学(中獣医学)的なアプローチでの治療も選択可能です。
ペットの健康と幸福を第一に考え、それぞれに合ったオーダーメイドのケアを行います。
鍼灸治療の特長と効果
鍼灸治療は、ペットの体内にある自然なエネルギー「気」を調整し、身体の調和を取り戻す治療法です。この治療は、ペットの体調改善だけでなく、慢性的な問題を抱えるペットの生活の質(QOL)向上にも役立ちます。
1. 鍼灸治療とは
鍼(ハリ)や灸(キュウ)は、ペットの体内のエネルギーの流れを整え、自然治癒力を最大限に引き出す施術です。
当院では、以下のような効果が期待できます:
痛みの軽減(例:ヘルニア、腰痛、関節炎)
血行改善による回復力向上
免疫力の強化
痛みの少ない施術
髪の毛ほどの細さの鍼を使用し、ペットがほとんど痛みを感じないように工夫されています。
また、刺さない鍼や温灸といった選択肢もありますので、敏感なペットでも安心して受けられます。
2. 適応疾患
鍼灸治療の適応は幅広く、特に以下の症状に効果が見込めます。
犬の場合
椎間板ヘルニア
皮膚疾患(アトピーなど)
慢性疼痛(痛みの管理)
関節炎や運動機能障害
加齢による体力低下
猫の場合
慢性腎不全
消化器系の問題(便秘や嘔吐)
3. 鍼灸治療の料金
カウンセリングと診察を含む治療費は5,000円~からとなります。ペットの体調や症状に合わせた最適な治療プランを作成いたします。
漢方薬・生薬を用いた治療
漢方薬や生薬を活用した治療は、ペットの体に優しい自然由来の成分を用いることで、慢性的な問題を抱えるペットに新たな治療の選択肢を提供します。
当院では、西洋医学と併用することで、治療効果をさらに高めることを目指します。
1. 漢方薬の処方
漢方薬はペットの体質や症状に応じて調合され、以下のようなケースで有効です:
慢性疾患の緩和
長期にわたる症状(慢性腎不全、皮膚病など)に対して、ペットの自然治癒力を引き出します。薬物治療の副作用軽減
化学薬品の副作用を抑えつつ、症状改善を促進します。活力と食欲の向上
元気がない、食欲不振などの問題を和らげます。
安全性の確保
漢方薬は自然由来の成分ですが、他の薬との相互作用を考慮する必要があります。
事前に現在服用中のお薬をご共有いただければ、安心してご利用いただけます・
2. 生薬成分を含むサプリメント
当院では、おやつ感覚で与えられる生薬配合のサプリメントや外用薬も取り揃えています。
内服タイプ: ペットが喜んで食べられる味を工夫したもの。
外用タイプ: 皮膚に塗るスプレーやオイルタイプで、体表から成分を吸収します。
中医学診療の流れ
中医学に基づく診療では、ペットの体全体を総合的に診断し、最適な治療法を選択します。当院の中医学診療は、以下の流れに沿って進められます。
1. 四診(望診、聞診、問診、切診)
ペットの状態を多角的に診断するための中医学特有の診察法です。
望診(見る)
ペットの姿勢や歩き方、毛並み、舌の色や形、眼の輝きなどを観察し、体調の兆候を確認します。聞診(聞く/嗅ぐ)
呼吸音や声のトーン、体臭や口臭を確認し、内部の不調を推測します。問診(話を聞く)
飼い主様から生活環境、性格、食生活、排泄状況などを詳しく伺います。ペットの性格や生活リズムも重要な診断要素です。切診(触れる)
ツボや筋肉を触診して反応を確認したり、脈拍の速さや強さを診ます。皮膚の温度や筋肉の硬さも診察します。
2. 診断と治療プランの提案
四診を通じて得た情報を元に、ペットの体質や病態を分析し、治療プランを作成します。鍼灸、漢方薬、推拿(マッサージ)などを組み合わせた最適な治療法を提案します。
3. 治療開始
治療はペットの状態に合わせて実施されます。
1回の治療時間は約30分。
ペットの負担を最小限に抑えながら、効果的な施術を行います。
必要に応じて再診のスケジュールを調整し、治療効果を確認します。
よくある質問
Q1: 鍼治療は痛みを伴いますか?
ほとんどのペットは痛みを感じません。当院で使用する鍼は髪の毛ほどの細さで、非常に優しい施術です。もしペットが敏感な場合や嫌がる場合は、刺さない鍼やローラー鍼を使用し、負担を軽減します。
Q2: 効果が現れるまでにどのくらい時間がかかりますか?
症状や個体差によりますが、軽度の症状では1~3回の治療で効果を実感することが多いです。
慢性疾患や複雑な症状の場合は、長期的な治療を推奨し、段階的な改善を目指します。
Q3: 漢方薬や生薬は安全ですか?
当院で処方する漢方薬や生薬は、自然由来の成分で安全性に配慮しています。
ただし、西洋医学の薬と併用する場合は相互作用を考慮し、事前に服用中の薬をご相談ください。
Q4: 保険は適用されますか?
アニコム、アイペットなどの一部保険で適用可能です。詳細については保険会社にお問い合わせください。
Q5: 鍼灸や漢方治療に適さないケースはありますか?
急性の疾患や重篤な感染症の場合は、西洋医学的なアプローチを優先することがあります。
また、極度に攻撃的な性格のペットや、特定の条件では、施術を控える場合があります。
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